いものこ汁
タグ:
東北地方
秋田県
鍋
鶏
きのこ
山菜
芋
味噌
醤油
出典: 農林水産省ウェブサイト「うちの郷土料理」,横手市役所農林部食農推進課
出典リンク: https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/29_7_akita.html
いものこ汁とは、里芋を用いて作られる汁料理で、鍋料理としても食される。
岩手や秋田の郷土料理として知られており、また東北地方をはじめとする各地で食されている。
秋田県では里芋の親芋につく子芋や孫芋を「いものこ」と呼び、このいものこを主役に、鶏肉、きのこや山菜など秋の味覚をふんだんに入れた鍋を「いものこ汁」という。横手市山内地域で栽培されている里芋は、この地域特有の土壌と気候の下で作られ、柔らかな歯ごたえと独特の粘りが特徴。里芋栽培の歴史は古く、270年ほど前の享保年間に、宮城県仙台地方から種子を取り寄せ、「大芋」と称して栽培したのが始まりと伝えられる。
県南地方においては、県北のきりたんぽ鍋と対比される秋の代表的な郷土料理となっている。
きのこが豊富にとれる秋にさまざまな野菜とともに味噌や醤油で味をつけ、収穫のお祝いなどで作られる。横手市鶴ヶ池公園では、毎年いものこ汁を食べながら、よさこい踊りや神輿、伝統芸能など様々なイベントを楽しめる秋の風物詩「いものこまつり」が開催されている。
ログインすると料理が提供されている近隣店舗を調べることができます
例: 出身地「東京」 料理名「味噌カレー牛乳ラーメン」の場合