ログインしてません

玉こんにゃく

タグ:
東北地方
山形県
こんにゃく
投稿者:
s.y
出典: 農林水産省ウェブサイト「うちの郷土料理」
出典リンク: https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/tamakonnyaku_yamagata.html

「玉こんにゃく」は”玉こん※”の愛称で親しまれている山形県民のソウルフードである。その名のとおり、3cm程度の球状のこんにゃくで、観光地や催事場などで串に刺した状態で販売されている。板こんにゃくや糸こんにゃくは全国的に普及しているが、「玉こんにゃく」は山形県ならではの食文化である。 こんにゃくと縁が深いのが、山形市にある「宝珠山立石寺(ほうじゅさん りっしゃくじ)」、通称「山寺」である。平安時代に創設された寺院で、開山した慈覚大師(円仁和尚)が中国から持ち帰ったこんにゃくを寺の精進料理に使いはじめ、それが周辺住民にも普及。やがて、県内一帯にこんにゃくが広がっていったと伝わる。 現在、山寺の周辺の飲食店や出店では「玉こんにゃく」を販売。寺の本殿に行くためには、1015段ある階段を登らないといけないため、その前に食べる「力こんにゃく」として観光客から人気を集めている。 ※「玉こん」は株式会社平野屋の登録商標となっている。 基本的には祭りや観光地、花見、イベントなど販売されており、ファストフード感覚で食べることが多い。スーパーマーケットや商店には味付け前の「玉こんにゃく」が大袋入りや小袋サイズなどさまざま売られており、一般家庭でもつくられている。 1年中食べられているが、寒い時期のほうが温かい「玉こんにゃく」をより美味しく感じることができる。 全国的にこんにゃくの消費量が年々減少している一方で、山形県内には全国的にも珍しいこんにゃく料理専門店が存在しており、こんにゃく尽くしの懐石料理をはじめ、エビやイカなどのお造りを再現したこんにゃくやフカヒレを再現したこんにゃくなども提供している。


ログインすると料理が提供されている近隣店舗を調べることができます
例: 出身地「東京」 料理名「味噌カレー牛乳ラーメン」の場合