ぎゅうてん
出典: 農林水産省ウェブサイト「うちの郷土料理」,四辻の齋嘉, NPO法人群馬の食文化研究会
出典リンク: https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/32_27_gunma.html
小麦の生産が盛んな群馬では、小麦粉を使った料理がたくさん食べられている。もともとは米の代替食として親しまれていたが、小麦の生産地として広く知られ小麦粉を使った郷土料理が多様化していく中で、県独自の品種も開発・育成されるようになった。そんな小麦の名産地の中で作られる郷土料理の一つ、「ぎゅうてん」は桐生市の庶民食であり、小麦粉を薄くといて小判型に焼く、お好み焼きのような料理だ。材料もお好み焼きに近しく、キャベツやネギなどを入れて混ぜて焼き上げる。鉄板にぎゅうっと押し付けることから「ぎゅうてん」と名付けられたと言われている。使う食材も少なく、また手軽に作れることから、ちょっとしたおやつとして親しまれてきた。小麦粉と水、卵を良く溶いた生地に、ざく切りにしたキャベツやねぎを入れて混ぜ、フライパンで食べやすい大きさに広げる。フライ返しなどでぎゅっと押さえつけながら火を通し、焼き色をつけて仕上げれば完成。近年ではアレンジして、お好み焼きのようにソースをかけたり、さくらえびやチーズを入れたりして作ることもある。
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例: 出身地「東京」 料理名「味噌カレー牛乳ラーメン」の場合