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いがまんじゅう

タグ:
関東地方
埼玉県
小麦粉
饅頭
投稿者:
s.y
出典: 農林水産省ウェブサイト「うちの郷土料理」
出典リンク: https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/33_4_saitama.html

鴻巣市(旧川里町)が発祥と言われる「いがまんじゅう」は、埼玉県北東部の主に穀倉地帯に古くから伝わるハレの日の郷土料理である。多くの農家が裏作として小麦を栽培してきた地域では、「朝まんじゅうに昼うどん」という言葉が生まれるほど、うどんやまんじゅうなど小麦粉料理が発達した。まんじゅうと赤飯を合わせて蒸した「いがまんじゅう」は、甘じょっぱい味わいともっちりとした食感が意外にも合い、一度食べたらやみつきになる。まんじゅうを覆うように赤飯をまぶしてある様が、“栗のイガ”のような見た目であることから、いがまんじゅうと名付けられた。「もち米が高価で、かさを増すために赤飯の中にまんじゅうを入れた」「農家のお嫁さんが手間を省くため、赤飯とまんじゅうを一緒にせいろに入れて蒸したらくっついてしまった」など、由来については諸説ある。春、夏、秋のお祭りや祝い事の縁起物として家庭で作られ、食されてきた。現在は埼玉県北東部の和菓子屋でも売られており、店ごとに個性豊かないがまんじゅうが楽しめる。現在はハレの日のごちそうとしてはもちろん、郷土の味として地域の人たちに親しまれている。あんこの入っている田舎まんじゅうを、覆うように赤飯をまぶし、蒸し上げる。まんじゅうの上に赤飯をのせただけのものもあれば全体を覆うようにまぶしたもの、赤飯の上にごまを振りかけたものもあり、家庭により店により形はさまざまである。


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