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煮ぼうとう

タグ:
関東地方
埼玉県
うどん
小麦粉
醤油
投稿者:
s.y
出典: 農林水産省ウェブサイト「うちの郷土料理」, 深谷市
出典リンク: https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/33_7_saitama.html

稲作の裏作として小麦が多く生産されていた埼玉県では、さまざまな地域で多種多様なうどんが生まれている。深谷市を中心に食べられている「煮ぼうとう」もそのひとつで、入間郡や比企郡では「ひもかわ」や「打ち入れ」、秩父地域では「おっきりこみ」とそれぞれ呼ばれ、食されてきた。いずれも季節の野菜を入れて煮た汁に、幅広の麺をゆでずに入れ、汁にとろみをつけることが特徴で、山梨県のカボチャを入れた味噌仕立ての「ほうとう」とは異なるものだ。かつてはいろり端や鍋を家族で囲み、夕食に食べられていたケの日の郷土料理で、現在も冬に体を温める食事として家庭で作られている。また、深谷市では、地元出身で明治から昭和にかけて活躍した実業家の渋沢栄一氏も愛した料理として知られており、深谷市内の学校給食で提供されるほか、毎年、11月11日の渋沢氏の命日には、地元の公民館では「にぼうと会」が催されている。 小麦粉に水と塩を加えて練り、寝かせてからめん棒で薄く延ばし、平たく太いうどんを作る。ダイコンやニンジン、白菜、サトイモなど地場の旬の野菜を切ってから油で軽く炒める。だし汁、または水を加えて野菜がやわらかくなるまで煮たらうどんを加え、醤油ベースで味をつける。深谷では名産の深谷ねぎをたっぷりと入れる。


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