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つとっこ

タグ:
関東地方
埼玉県
もち米
投稿者:
s.y
出典: 農林水産省ウェブサイト「うちの郷土料理」,ふるさとの味伝承士 埼玉ふるさとの伝承料理集
出典リンク: https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/33_24_saitama.html

栃の葉とわらひもでもち米を包んで炊いた「つとっこ」は、古くは武士が戦場へ持っていく携帯食であった。当時は穀物を包み、食べる前に蒸して食べられていた。昭和初期には、野良仕事の際の昼食として、また子どものおやつとしても食べられていた。青々とした栃の葉が手に入る5月の節句の行事食でもある。 秩父地域では、新緑の頃、みずみずしい栃の葉を使い5月の節句の行事食として作った。栃の葉で包んでいるため保存性があり、農繁期の食事としても重宝された。 もち米は洗って、一晩水につけておく。小豆は崩れない程度に煮ておく。水気をよくきったもち米と小豆をよく混ぜ合わせて、重ねた栃の葉の上にのせて包みわらで縛る。鍋に平らに並べ、かぶるくらいの水をゆっくりと加え、指で押してやわらかくなるまで45分ほど煮る。もち米とうるち米を半々にしたり、きびなどの雑穀を加えたりしてもおいしい。


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