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生しらす丼

タグ:
関東地方
神奈川県
酢飯
しらす
投稿者:
s.y
出典: 農林水産省ウェブサイト「うちの郷土料理」
出典リンク: https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/35_3_kanagawa.html

新鮮な生しらすを酢飯(または白飯)に乗せた丼飯。茅ヶ崎、鎌倉、江の島など湘南地域の名物料理として知られている。 しらすはイワシの稚魚である。ゆでたしらすを「釜揚げしらす」、さらに天日干ししたものを「しらす干し」と呼ぶが、生しらすはその名の通り、加工していない生のしらすのこと。生しらすは鮮度が落ちるのが早く、水揚げ当日にしか食べることができない。 湘南地域では、江戸時代にはすでにしらす漁が行われていた。当初は、長方形の枡にしらすを広げて天日干しする「たたみいわし」に加工するのが一般的で、釜揚げしらすは漁師の自家消費のみ、生で食すことはされていなかった。やがて釜炊きや冷蔵の技術発展にともない、釜揚げしらすや生しらすが加工直売されるようになり、地域の特産品として人気を集めることになった。漁場となるのは、県南部に広がる相模湾である。沿岸近くにしらすの漁場が形成されるため、水揚げまでがスピーディーで、鮮度が非常に良い状態で水揚げできる。神奈川県のしらす漁業者の大半は、漁獲から加工、直売まで一貫して手がけており、しらすの鮮度と味わいに定評がある。酢飯の上に生しらすを乗せ、しょうゆをたらして食す。薬味としてのり、大葉、刻みネギ、卵の黄身などを添えたり、味付けに麺つゆ、ポン酢、生姜醤油を使ったりと、飲食店や家庭によってアレンジが楽しまれている。


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