ログインしてません

ジンギスカン

タグ:
北海道
羊肉
臭みが少ない
手軽
投稿者:
s.y
出典: 農林水産省ウェブサイト「うちの郷土料理」
出典リンク: https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/jingisukan_hokkaido.html

大正時代、第一次世界大戦の勃発により、羊毛の輸入が困難になると、国策として、綿羊飼育が奨励された。当時、北海道でも綿羊飼育が盛んとなり、このころから羊肉が食べられるようになったといわれている。第二次世界大戦後、衣料資源の不足によって、日本全国各地で羊毛需要がさらに高まるが、次第に輸入羊毛や化学繊維が国産羊毛に普及すると、北海道内では綿洋飼育から羊肉用の飼育へと変わっていった。「ジンギスカン」は当時の羊肉消費拡大のために根づいた料理といわれている。 「ジンギスカン」の発祥は諸説あるが、昭和のはじめごろ、羊肉を食べる習慣のなかった日本人向けに中国料理の「コウヤンロウ/カオヤンロウ(羊の焼肉)」を参考に考案されたなど、いわれている。 いまでは全国的にも有名となり、平成19年(2007年)には「石狩鍋」、「鮭のチャンチャン焼き」とともに、「農山漁村の郷土料理百選(農林水産省主催)」に選ばれている。 戦後しばらくして、一般家庭まで広がったとされ、現在では、1年を通して各家庭の食卓にも並ぶことが多い。 春には花見、夏にはバーベキューなど、家族や友人などで集まる際、屋外でジンギスカンパーティーをすることもある。 全国的に知られており、各地で食されている。また、北海道内には、有名なジンギスカン店が多数あり、観光客が多く訪れる。 平成16年(2004年)に北海道遺産の一つに選ばれる。また、北海道のジンギスカン食普及拡大促進協議会は、「4(羊/よう)・29(肉/にく)」の語呂合わせから、4月29日をジンギスカンの日(日本記念日協会登録)と制定し、ジンギスカンの理解促進と羊肉の需要拡大に向けたPRをおこなっている。 札幌市では毎年「北海道ジンギスカンフェスティバル」が開催されているほか、「ジンギスカン」をメインとしたイベントも各地でおこなわれている。スーパーマーケットなどでは、家庭でも手軽につくれるよう家庭調理用の羊肉やタレが販売されている。


ログインすると料理が提供されている近隣店舗を調べることができます
例: 出身地「東京」 料理名「味噌カレー牛乳ラーメン」の場合